「ワァ・シラナカッタ」「ヘェ、ソウダッタンダ」現象はおもしろい。
ものを知らないという事は、知る楽しみがたくさんある事だと思えば、人生、結構、おもしろいものだと、この頃、思います。
たとえば、相撲の「アカブサシタ」「クロブサシタ」という言葉、何気なく聞いていたのですが、これは、中国の四神(しじん)から来ているという事を最近知りました。(「その年で、オソイ!」と言わないで下さい)
「四神」とは、方角を司る神様の事で、「青龍」東の守り神(アオ)、「朱雀」南の守り神(アカ)、「百虎」西の守り神(シロ)、「玄武」北の守り神(クロ)。つまり、相撲の土俵の東西南北に、この「四神」の房がつけられているという訳です。
また、季節も、これに呼応して、青龍=春、朱雀=夏、百虎=秋、玄武=冬と、四季それぞれの神様にもなっています。(「何故?」と聞かないで下さい。昔からそうなっているのですから)青春や朱夏、あるいは、白秋という名前も、ここから、来ているのでしょう。
ところで、5、6年前、宇江佐真理さんの「斬られ権佐」を読みました。
実は、この本の54ページに「享保の頃には、四季によって、捕り縄が区別されていたという」という記述があり、これには、ベリベリサプライズ。本当に驚かされました。(この仕来たりは、いつの間にか簡素化されたそうですが)
春は青、夏は赤、秋は白、冬は黒、おまけに、土用は黄色の縄を打ったそうです。奉行所の人たちが、ちょっとした小物に季節感を出す。(「ゼイタクすぎる」という声もあったと思いますが)
江戸の人たちの粋と情緒を感じた次第です。
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